目次
1.オーダーメイド枕は必ず実店舗で作るようにする
快適な眠りを実現させるためにせっかく費用をかけて作ったオーダーメイド枕なのに、実際に使用してみたら寝心地はそれほど良くなく失望した、といった経験をお持ちの方もいるかもしれません。
これからはぐっすり眠れるだろうとの期待も大きく、なおかつ値段もそれなりに高かったゆえに、その失望感も大きいものだったことでしょう。
そんな失敗を避けるために、製作に当たって幾つかの注意点に留意しておくのはよいことです。
オーダーメイド枕を製作する際に注意すべき大切なポイントの一つは、必ず実店舗で作るようにするということです。
最近は、インターネットを利用して簡単にオーダーできるようになっています。
寸法を入力するだけでオーダーが完結するといったサービスは、非常に便利なサービスがありますが、実際にはこの方法はお勧めできないと言われています。
実店舗で作るのがよいと言われるのは、専門家が首の長さやカーブ、また後方部の形などをきちんと測定してくれるため、本当に自分にぴったりの製品が出来上がるという点にあります。
さらに実店舗で作れば、その場でフィッティングをし、必要な微調整を行なうことができるからです。
2.フィッティングの際のマットレスにも注意すること
自分に合ったオーダーメイド枕を製作したいと思うなら、フィッティングの際のマットレスにも注意しなければなりません。
恐らく仮製作したものを店舗内にあるマットレスの上でフィッティングすることになると思いますが、この際に使用するマットレスが、普段自分が使っているものと全く違うものである場合は要注意です。
マットレスの硬さによって、背中や腰の沈み具合が変わってきて、必要な高さも違ってくるためです。
それで、家庭で普段から使用しているマットレスにほど近いものの上でフィッティングできるかどうかを事前に確認しておくのはよいことです。
オーダーメイドの場合、自分の好みで中身の硬さを変えることができるというメリットがありますが、一般に勧められているのは、程良く柔らかく弾性がある素材を選ぶことだと言われています。
硬過ぎると、後頭部や首にかかる圧力が強くなり、血流が悪くなってしまうことがあるからです。
また硬過ぎると、首のカーブにフィットしにくいため、首の後ろや首の付け根の辺りに隙間ができ、筋肉をリラックスさせることが難しくなってしまうのです。
それで硬過ぎる素材を避け、程良く柔らかくなおかつ弾性のある素材を選ぶようにしましょう。
3.頭を固定し過ぎるような形状のものは避けた方が良い
快適な眠りのためにオーダーメイド枕を製作する場合、形状にも注意を払うようにしたいものです。
頭を固定し過ぎるような形状のものは避けるのが賢明です。
頭が固定され過ぎていると、寝返りを打ちにくくなってしまいます。
睡眠中の自然な寝返りによって、体は無意識に調整しているのであり、頭を固定することによって寝返りを打てなくしてしまうと、飛行機に乗っている時のエコノミー症候群の場合のように非常な疲れを感じる結果になるでしょう。
上述のように、実店舗でフィッティングしてみることは非常に大切です。
その際の服装や髪型にも注意を払っておくのはよいことです。
まず服装に関してですが、専門家は首だけではなく肩や背中も測定することになります。
そのため、より一層正確に測定できるよう着ぶくれせず着脱しやすい服装で臨むのがお勧めです。
また、上着にフードが付いている服装の場合や、髪を後ろで束ねてあるような場合はフィッティングしにくくなるため注意が必要です。
4.事前にアフターサービスの内容についてしっかりと確認しておくこと
失敗のないオーダーメイド枕を製作するためには、事前にアフターサービスの内容についてしっかりと確認しておくことも必要でしょう。
決して安い買い物ではなく、むしろ高額の買い物となるため、ほとんどの事業者がアフターサービスを提供しているものです。
とは言え、それぞれの事業者によってサービスにはかなりの違いがあるというのが現実です。
そこで、事前に確認しておくよう勧められているのです。
その際必ず確認したい点の一つは、中身の素材がへたってしまった場合にアフターサービスの一環として調整してもらえるかどうか、という点です。
もう一つの点は、アフターサービスが受けられる期間と価格でしょう。
オーダーメイド枕の製作に当たって注意しておくべきもう一つの点は、完成後の一週間から二週間は様子を見てみる必要があるということです。
人間の傾向として、新しいものに替えたばかりの頃は多少の違和感を感じることがあったとしても、徐々に慣れていくものです。
仮に新しく作ったばかりのものを使用して少しばかり違和感があったとしても、まずは一、二週間ほど使い続けてみることが勧められているのです。
例えば、オーダーメイドのものを使ってみると、思ったよりも低いと感じる人が多いようですが、これは市販のものは高過ぎることが多いためであるとも言われています。
いずれにしても、まずは一、二週間使い続けてみて、それでもどうしても合わないと感じるなら再調整できるかどうか相談してみることができるでしょう。
引用元:枕オーダーメイドおすすめ
最終更新日 2025年7月9日