プロミュージシャンになりたいという夢を持っていたのですが、現実が厳しいことはわかっていました。
それでも夢を諦めきることはできずに、活動は続けていました。
地道な活動を続けているとファンの数も増えてきて、それなりに人が集まるようにもなってきましたからこのままいつかはプロになれれば良いなと考えていたのです。
しかし、どのようなアマチュアバンドであっても余程のことがない限りはそれなりのファンが居るわけですから、これだけで満足をしていては駄目なのだろうなとも思っていました。
そして、何よりお金を払って演奏をする機会が多いことに対してもこれでは駄目だと思うようになり、とにかくお金にならなければ行けないと考えるようになりました。
そのため、ある程度周囲の評価も高まってきたところで、とにかくお金になる活動をすることにしたのです。
プロミュージシャンになりたいといってもテレビに出て活躍するようになるというのは、さすがに現実離れしているということがわかっていましたから最低限ライブを開催して黒字になるぐらいになりたいと考えていたのです。
それで生活ができないにしても、黒字にすることができる程度の収入があるのであれば、プロの端くれということになりますからとにかくお金になることを重視しました。
特別お金が欲しいというわけではなく、お金にこだわるのであれば別の仕事をしていればずっと稼げるわけですから、収入というのはあくまでもプロの証みたいなものですからお金ではなくプロという矜持のためにお金が必要だったのです。
最も活動をするにはお金が必要なので、そのお金が欲しいということもありましたがあくまでもプロの肩書が欲しくてお金になることをするようになったのです。
そのような地道な活動は実を結ぶことになり、演奏だけでは生活はしていくことはできないものの活動自体は黒字になるようになったのです。
更にそこからよくありがちな話ではありますが、音楽の指導などをする教室を開いたりして一応音楽の世界で生計を立てることができるようになったのです。
プロとしては本当に端っこの方ではありますが、好きな音楽でお金を稼ぐことができ生活ができるのは幸せなことこの上なく、本当に良かったと思っています。
ですが、このような生活がいつまでも続くとは限りませんから慢心はせずに、更に上を目指してもっと稼げるように頑張っていくのもプロミュージシャンとして大事なことではないかと考えています。
関連サイト
プロのミュージシャンの収入は大体現在どの位なのでしょうか?… – Yahoo!知恵袋
武蔵野音楽大学 オープンキャンパス
最終更新日 2025年7月9日