高反発マットレスってやっぱりすごい

これまで、いわゆる敷布団や低反発のマットレスしか使ったことがありませんでした。

ネットの口コミなどでも評判になっている高反発のマットレスがずっと気になっていたのですが、なかなか試す機会もありませんでした。

しかし、今回の転勤を機に、今まで使っていたマットレスを廃棄して、あらたに高反発マットレスを購入することにしました。

で、色々なメーカーの商品をネットで見て回ったのですが、それぞれに特徴があって、ひとつに決められないんですよね。

そこで視点を変えてみて、お試し期間のあるマットレスを試してみることにしました。

どうせなら、すぐに購入するのではなく、お試し期間がある商品を試したうえで、納得して購入したかったからです。

商品が届いてパッケージを開けてみると、やはり弾み方が違います。

これまでの敷布団はもちろんですが、低反発のマットレスとも比べ物にならないほどの弾力です。

私の体重は80㎏以上あるのですが、その私が横になってもいったんは凹むものの、すぐに元の形に戻ってしまいます。

寝心地はというと、想像していたよりも良くなかったです。

というか、この弾力に慣れていないというのが正直なところです。

「布団はフカフカなもの」という考え方で高反発マットレスを購入した人にとっては、結構衝撃的かもしれません。

とはいえ、すごく寝返りが打ちやすいです。

コロンと横になっても、自然にマットレスに押し返されていきますので、ほとんど自分の身体に負担なく寝返りを打つことができますし、身体のどこか一部に強い力を必要としません。

以前の柔らかな敷布団の場合には、起き上がる際にも、肘をついたり、腰に余計な負担が掛かっていたような気がしますが、高反発マットレスの場合には、柔らかなトランポリンの上にいるように、軽やかに身体を動かすことができます。

一晩眠ってみたところ、以前のようにマットレスに身体が沈み込んでいきませんので、姿勢が一定に保たれて、すごく楽なのに良い姿勢で眠ることができます。

これを毎日8時間使用しているのと、いないのとでは、身体にとって大きな違いがあるのではないでしょうか。

寝ている間に、日常的に悪くなっている姿勢をリセットしてくれるような感じがします。

なので、翌朝起きた時にも、腰や肩、首などのどこか一か所だけに痛みがあるとか、疲労感が残っている感じはしません。

マットレスの厚みもあるので、安定感もありますし、朝までゆっくり眠ることができます。

これまでは、寝返りを打つたびに、何度も夜中に目が覚めていたのですが、高反発マットレスに変えてからは、夜中に目が覚めることもありませんので、起きた時の満足感は大きく違います。

また、しっかり眠れたことで、日中に眠気に襲われるということも少なくなり、1日しっかり集中して仕事をすることができるようになりました。

これまで、自分が日中に眠くてたまらないとか、朝起きた時点で疲労感が残っていたというのは、マットレスが原因だったんだと実感することができました。

マットレスを高反発のものに変えるだけで、これだけコンディションが変わるんだなとあらためて驚きました。

現在、使い始めて2か月くらい経過しましたが、マットレスの硬さには3~4日程度で慣れてしまし、まったく違和感を感じなくなりました。

2か月経過した今では、「今まで、よくあんなに柔らかい布団で眠っていたものだ」と思ってしまうほどです。

むしろ、この硬さでなければ、今は眠れないかもしれません。

人間の眠っている時間は、会社での労働時間とほとんど変わらないですよね。

それだけの長い時間を「値段が安いから」という理由だけで購入していたのかと思うと、ぞっとするほどです。

やはり、寝具売り場でも何度も横になって寝心地を試したてみたり、お試し期間のある商品を購入するなど、工夫が必要です。

高反発マットレスは、低反発のものや一般的な敷布団などと比べると値段も高いですし、購入の際には躊躇してしまいますよね。

でも、それ以上の効果はあると断言することができます。

通気性も良いので、蒸し暑い日本の梅雨や夏にも快適に使うことができますし、湿気を溜め込まず蒸れにくいので、快適な眠りを妨げないという点でもおすすめです。

私が高反発マットレスを実際に使用してみて、その感想は「もっと早く購入すればよかった」のひとことです。

10年前に購入していたら、少なくともその期間は、寝つきの悪さに悩まされることもなかっただろうし、夜中に何度も目が覚めることもなく、腰痛にもならなかったかもしれません。

そう思うと、ちょっと後悔をしてしまいます。

もしも、いまマットレスの購入でお悩みの場合には、ぜひ、一度高反発のマットレスを試してみてはいかがでしょうか。

とくに小さなお子さんがいらっしゃる方は、小さな頃から子供の眠る姿勢に気を付けてあげることは大切だと思いますので、試してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。

最終更新日 2025年7月9日